裏六甲・冬景色2013年01月18日

 酷寒の朝だった。寒さの備えを促がす家内の声を背に玄関を出た。外出予定のない日の散歩コースは、歩数稼ぎで有馬川を一旦南に向かう。住宅街と国道をつなぐ橋のたもとから冬景色を眺めた。
 有馬川の川面を小鴨たちがクェーックェーッと嬉しげに遊泳している。ラーメン屋さんの屋根越しに山口の大ケヤキが素っ裸になって寒そうに枝を張っていた。
 曇り空と地上の景色を裏六甲の山並みが分けている。頂上付近を白く染めている雪景色を初めて見たような気がした。西宮の南部から眺める六甲でも雪景色が見られるのだろうか。それにしても山口の今年の冬は雪が少ない。四日前のとんどの日に降ったみぞれ雪位しか覚えがない。東京都心部でさえ久々に大雪が降ったというのに。
 膝裏の筋肉痛が治まった。気をよくして今朝も1万歩ほどを歩いた。馴染みの整骨院にもご無沙汰だ。相も変わらず「喉元過ぎれば・・・」の安易さで過ごしている。