エ~ッあの新名神工事現場で大事故ってか!2016年04月23日

 昨日の夕方、市の民生・児童委員会総会を終えてやまなみバスで帰ってきた。下山口バス停で下車して新天上橋まで帰った時だ。天上橋交差点付近で何台ものパトカーの赤ランプの点滅を目にした。上空では複数のヘリコプターのプロペラ音がかしましい。出会ったご近所の奥さんから近くの新名神高速道工事現場の橋桁落下事故のニュースを聞いた。帰宅してすぐにテレビをつけてみて驚いた。散歩道のコースのひとつでもある見慣れた風景が、巨大な鋼鉄の橋桁が落下した生々しい事故現場に一変している。
 1カ月ほど前にも橋桁が架橋された直後の工事現場を目撃していた。http://ahidaka.asablo.jp/blog/2016/03/27/8058141 その時に収録した橋桁架橋直後の画像も手元にある(添付画像上段)。
 事故現場を見ておきたいと思い今朝の散歩コースで現場に向かった。国道176号線は現場北側の落合橋交差点から通行止めになっていた。落合橋を渡り有馬川堤から現場に向かったが、ここも平田の集落に入る道筋で警備員が通行止めのガードをしている。やむなく集落の中を抜ける旧街道を北に向かった。平田薬師堂の背後に新名神の工事現場が見える。並行に架かっている筈の上下二車線の橋桁の北側が斜めに傾いでいる(添付画像下段)。旧街道も事故現場の手間で警備員ガードの通行止めとなっていた。
 ブログの架橋直後の現場記事を「開発を邁進する建設工事技術の進化と威力に圧倒された」と結んだ。1か月後の事故現場を眺めながら、「建設工事技術の進化と威力の予想外の脆さ」を痛感した。