年賀状廃止の逡巡2020年12月13日

 年賀状の準備を迫られる時期を迎えた。終活を迫られる後期高齢者である。年賀状をいつどのように辞めるかは終活のテーマのひとつである。毎年悩みながら続けてきたが今回ばかりは一歩踏み出そうと思う。
 我が家の年賀状を、毎年の出来事を漫画イラストにして報告して40数年に及ぶ。すっかり定着して”楽しみにしている”というコメントの賀状を頂く方もある。それだけにこの画像報告は続けたいと思う。反面でハガキの手当てや印刷の煩わしさという年賀状形式にはうんざりという気分もある。
 近年、PCメールやラインメール等のメッセージ交換の選択肢が増えてきた。これらは画像添付が可能であり、その簡便さは年賀状発信の煩わしさを除いてくれる。今年はこの選択肢を活用しようと思う。年賀状はPCメールやラインメールが叶わない人だけに絞り込むことにした。
 そんなことを想定して年賀状購入枚数を確定するため年賀状印刷の住所録を点検した。昨年は家内分も含めて90人余りの印刷だった。このリストを元にPCメールやライン登録のある方をチェックした。結果的には合わせて20人程度で期待したほどには絞り込めないことがわかった。
 考えてみれば当然である。年賀状とは日頃お付き合いの少ないご縁のある方への年に一度のご挨拶である。そうした方とはメールやラインのやりとりが少ないのは当たり前だ。むしろ2割以上の方とのメールやラインがあったことを可とすべきだろう。
 いずれにしても今年は何としてもこの方策で一歩踏み込みたい。家内に75枚の年賀状購入を依頼した。

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