散歩コースの”ポツンと一軒家”2022年08月04日

 散歩コースで目にした栗のイガの実の話題をブログで綴った。それはとある民家の庭先の栗の樹の実だった。
 実はその家はかねてから気になっていた民家だった。人家から距離のある名来神社の丘陵の麓に建っていた。北側は丘陵、東側と南側は稲田、西側は有馬川とその土手道で囲まれている。文字通り”ポツンと一軒家”である。最も近い個人住宅とは100ⅿ以上離れている。
 名来神社の参道入口の石の鳥居と有馬川支流にかかる橋の真ん中に民家が見える。鳥居の前から民家の東側の間を一本の畦道が通っている。畦道の先には星霜を重ねた名来墓地がある。
 それにしても合点がいかない。なぜこの家の住人はこんな場所に住まいを設けたのだろう。何度もこの辺りを歩いているが、いまだに住人の姿を見たことはない。”ポツンと一軒家”の謎は消えない。