認知症講座のアンケート回答の覚え書き2022年11月04日

 文化祭参加の「基礎から学ぶ認知症講座」が50人もの受講者を得て盛況のうちに終了した。終了後、30名の受講者からアンケート回答が得られた。今後も定例開催を予定している講座であり、そのためにも回答のポイントをメモしておくことにした。
 講座の満足度(内容の期待充足度、講師の説明、内容の理解度、プレゼン・テキスト)についての4段階の選択回答では、22名の方が全て4を選択された。期待充足度について4名の方が3を、講師の説明では2名が3を、プレゼン・テキストでは3名が文字が小さいとコメントして2を選択された。同じ4択の「認知症支援のネットワークの関心度」では、16名が4を、10名が3を、2名が2を、1名が1を選択された。半数以上の方の積極的な姿勢が心強かった。
 以下のコメント記入方式の回答の「今回の講座に期待する内容」では、「認知症の基礎知識」「初期症状」「当事者の気持」「症状の自覚」「発症した時の心構え」「地域での個別支援の在り方」「認知症の最新情報」「発症した知人の接し方」「認知症の予防」等々。
 「講座で学んだり得られたこと」では、「一番辛いのは本人」「老いた親からの『手紙』の共感」「老化と認知症の違い」「当事者との接し方」「見守りホットラインの内容」「考え方、手続きの具体的な事例」「認知症サポートの具体的な方法」「地域で認知症取組みがあること」「街頭での声掛けの仕方」「認知症が病であることの再確認」等々。
 「講座の改善点」では、「若い世代向けの講座」「車座で話し合える方策」「認知症当事者や家族を囲んだ講座」「当時者家族が地域に発信するための具体的な方策」「受講申し込み書に知りたいことを記入できる欄の記載」「認知症予防の突っ込んだ内容」「個人情報保護との関係」「認知症の最新情報」「医療機関や行政とタイアップした総合的な情報提供の場」「現役世代も受講しやすい開催日時の工夫」等々。
 「講座の感想・意見」では、多くの方の「分かりやすかった」とのコメントの他に「定期開催を」「自治会での対応の模索」等のコメントが寄せられた。

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