ザウルスからアイフォンへ2010年05月11日

 携帯端末ザウルスが、先日落下事故で液晶パネルが表示されなくなった。定年祝いに息子から贈られ5年ばかり愛用していたものだ。最寄りの家電量販店で修理依頼した。昨日、メーカー修理の見積もり結果の連絡があった。修理費用約3万円がかかる上に、修理に際して個人データが消去されてしまうとのことだった。そんな情報を得てザウルスの修理を断念した。
 ザウルスでこなしていたスケジュールやメールの管理、ネット情報収集の携帯機能の代替措置を講じなければならない。かって携帯端末はザウルスに代表される小型PCの流れをくむPDAが主流だった。今やザウルス自体も製造中止になったように消え失せようとしている。それにとってかわりつつあるのがソフトバンクのアイフォンなどの携帯電話の進化型PDAである。
 というわけで、今日最寄りのソフトバンク・ショップに出かけた。機能についてスタッフから教えられ、ザウルスにあった機能の殆どがカバーされていることを知った。これまでのザウルスと携帯電話が合体したものといえる。そのため携帯性は抜群に向上している。問題はコストである。ネットやメール等の通信費用が定額料金で割引されるものの尚、現状より加算される。通話料金と合わせて月額1万円程度になりそうだ。とはいえ喪失したスケジュール管理機能等を早急にカバーしなければならない。背に腹は代えられない。1時間ほどをかけて新たな契約を交わし、念願のアイフォンを手に入れた。