それぞれの老後2010年08月02日

 朝の散歩を終えて、貸農園の広がる住宅地周辺に戻ってきた。折しも農作業を終えて帰路に向う知人と合流した。以前、リタイヤ前後の夫婦三組で山歩きをご一緒した近所のご主人だ。手に持った小型ラジオから英会話の音声が流れている。
 「この時間は英会話の勉強時間なんです。リタイヤしてから二つのことに挑戦してるんです。英会話と大型バイクの免許と。バイクの方は去年に免許をとりました。」と、控えめながら幾分自慢めいた解説が洩らされた。「ヘ~ッ、じゃあもうツーリングを始めたんですね」と返す。「それが!嫁はんがどうしてもアカンと言い張るんですわ」とぼやきがついて出る。「確かにその年でツーリングは奥さんのハードルも高いでしょうね」とは、ひとごと意識たっぷりの無責任な当方の弁。
 それにしても最近毎朝この農園で顔を合わす方である。農園栽培にも並々ならぬ意気込みが感じられる。多彩で豊かな老後の充実ぶりが伝わってくる。私もガンバラネバ・・・。

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