30倍ズームがツグミを捉えた2012年04月01日

 日曜の早朝である。再び寒さが戻ってきた。三寒四温とはよく言ったものだ。有馬川沿いの竹藪からは春告げ鳥・ウグイスの鳴き声が日々力強さを増している。こんな季節の散歩にはデジカメが欠かせない。最近手に入れた最新機種の最大30倍ズームを手に野鳥たちの姿を追い求める。残念ながらウグイスの姿は竹藪の緑に溶け込んで見つけることは至難の技だ。
 さくら並木の枯れ枝からチッチッと鋭い鳴き声が聞こえた。見上げると一羽のツグミがテッペン付近の枝にとまってさえずっていた。歩みを止めてデジカメを構えズームのつまみを一杯に引いた。10m以上の距離も30倍ズームはものともしない。モニターには特徴のある目の上の白い帯がくっきり写っている。
 期待したカワセミは今日も目にすることはなかった。

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