久々の大阪市大病院診察室 ― 2012年11月29日
大阪市大病院の皮膚科待合室の掛時計が10時15分を指していた。予約時間の20分過ぎにようやくアナウンスがあった。「受付番号1128番の方、第4診察室にお入り下さい」。
いかにも優しげな青年医師の前の椅子に着いた。5年前、皮膚癌を発症して右手親指、右脇下リンパ節切除の手術を受けた。彼はそれ以来5人目の主治医である。確か5年前には研修医の一人として私の手術に立ち会ってもらった人だ。1週間前に胸部CT検査を受けていた。今日はその結果が告げられる日だ。3月に5年間の経過観察期間を終え、PETやCT検査での転移は認められなかった。仮免卒業を果たしたとはいえ、以来初めてのCT検査結果を告げられる身には緊張感は隠せない。
「検査結果では、特に異常所見はありませんでした」との言葉に、思わず「良かった~ッ。ありがとうございました」という言葉が口についた。「今後は年1回のCT検査だけでいいでしょう。もちろんそれで何らかの兆候が見られればPET検査もします。ただ来年3月には腫瘍マーカーの血液検査はやっておきましょう」という診察だった。
12時前には難波の「すたんど割烹日本・宗右衛門町店」にいた。出身企業労組の毎年恒例のOB会だった。今年も現役役員を含め30名近くの仲間たちが顔を揃えた。朝の何事もなかった診断結果を噛みしめながら今回も元気にこの会合に参加できたことに感謝した。
いかにも優しげな青年医師の前の椅子に着いた。5年前、皮膚癌を発症して右手親指、右脇下リンパ節切除の手術を受けた。彼はそれ以来5人目の主治医である。確か5年前には研修医の一人として私の手術に立ち会ってもらった人だ。1週間前に胸部CT検査を受けていた。今日はその結果が告げられる日だ。3月に5年間の経過観察期間を終え、PETやCT検査での転移は認められなかった。仮免卒業を果たしたとはいえ、以来初めてのCT検査結果を告げられる身には緊張感は隠せない。
「検査結果では、特に異常所見はありませんでした」との言葉に、思わず「良かった~ッ。ありがとうございました」という言葉が口についた。「今後は年1回のCT検査だけでいいでしょう。もちろんそれで何らかの兆候が見られればPET検査もします。ただ来年3月には腫瘍マーカーの血液検査はやっておきましょう」という診察だった。
12時前には難波の「すたんど割烹日本・宗右衛門町店」にいた。出身企業労組の毎年恒例のOB会だった。今年も現役役員を含め30名近くの仲間たちが顔を揃えた。朝の何事もなかった診断結果を噛みしめながら今回も元気にこの会合に参加できたことに感謝した。
最近のコメント