出身企業労組上部組織の新組織結成総会2012年11月28日

 5年前に大阪府労働委員会労働者委員に就任した。現役時代に長く労組役員をやっていた経験から要請された有難い役職だった。就任と同時に出身企業労組の顧問に就任していた。その労組が所属する上部組織がこのほど国内最大の労働組織と統合された。
 そして昨日、その統合された組織の大阪支部の結成総会が弁天町のホテル大阪ベイタワーで開催された。その結果、私の労働者委員の派遣元組織は出身企業労組から、その結成されたばかりの組織の大阪支部に移行した。そんな事情から、昨日の大阪支部結成総会には新組織の参与という立場の来賓として招かれた。結成総会の議事次第が進み、16時過ぎに会場に案内された。参与の委嘱を受けるためだ。350名ほどの出席者の拍手で委嘱が承認された。5時半から同じ会場で結成記念レセプションが開かれた。和太鼓演奏で幕を開けたオープニングセレモニーでは、来賓の一員として壇上で鏡開きの木槌を振るった。
 現役生活の半分を労働界で過ごした。職場復帰した晩年に労働者委員に就任したことで労働界との関わりが再開した。労働者委員の三期目を迎え、60代後半に入った今も職場の労使関係の生の現場に関われる立場に感謝するばかりだ。リタイヤ後に自分の経験が社会的に活かされていると感じられる場があることはかけがえのないことにちがいない。これも新組織の結成も含め、出身企業労組の後輩リーダーたちのガンバリと尽力に負うところが大きい。
 そんな想いにかられながら、レセプションで懐かしい顔ぶれたちと懇親した。