野鳥と朝焼け2012年11月06日

 まだ薄闇の残る早朝6時過ぎの散歩道だった。今は亡き黒山羊ハッチャンが草を食んでいた石材屋さんの敷地にやってきた。突然、鋭い鳥の鳴き声を耳にした。見まわすと敷地内の枯木の枝先に一羽の野鳥がとまっていた。咄嗟にデジカメを構えた。いつもなら気配を察して飛び去る野鳥が、枝先に薄暮の空を背景に悠然と止まっている。ズームを上げてシャッターを切った。帰宅後、この野鳥の正体をネットで調べた。ツグミの仲間のようだがよく分からない。
 散歩道の歩を進めるうちに日の出が近づいてきた。東の空が茜色に染まり始めた。畑山の上のきれいだが、どこか不安をもたらす朝焼けを切り取った。