社協分区総会で高齢者見守りを発信2013年05月20日

 4月~5月は、自治会総会に始まって地域組織の定期総会が多い。昨日の午前中は、社会福祉協議会分区の総会だった。民生委員という立場上、個人的にも最も深く関わっている組織である。高齢者や児童といった地域での見守りや支援が必要な層を対象とした組織だけに、地域ボランティア組織としてのウェイトや役割は重い。少子高齢化に拍車がかかる現状では尚更である。
 そうした組織だけに来賓も多彩な顔触れである。市社協事務局長、社協支部長、地元小学校長、対象地区の自治会長、地区婦人部長、子供会長など地域を支える組織の長が顔を揃える。
 そんな中で進められた総会で、分区長による新年度事業計画案が注目された。通常の総花的な提案説明を省き、「高齢者見守りの推進」一点に絞り込んだひと際力のこもった提案だった。安心キットのサンプルを示しながら当面この取組みを着実に進めたいとのメッセージだった。このテーマについては事前の執行部会でも私の提案も含めて議論を重ねたものであり、分区長の意欲的な提案説明に意を強くした。
 同時に、それは各地域団体から選出された代議員だけでなく出席の来賓の皆さんへのメッセージでもあった。社協分区の高齢者見守りの具体的で実践的な取組みのキック・オフ宣言として受け止めた。