初物・・・朝取り筍2013年06月04日

 早朝6時過ぎ、梅雨中休みの青空の下を歩いた。名来橋北側の有間川堤には、自生の竹藪が続いている。梅雨入りの季節は、土の中から筍が顔を出し一気に成長する季節でもある。
 やっぱり筍たちが笹の青葉の蔭から頭を出していた。10cm~30cmほどの筍の姿ががあちこちで目に入った。採り入れには少し早そうだ。奥まったところに一本だけ60cmばかりのひょろ長い筍が一際目立って伸びていた。家内は無類の筍好きである。路傍の筍の所有権が誰に属するのか知らない。看板等の表示もない。ご近所さんもしばしばここで収穫していると聞く。マッ!いいか!その一本を根元で折って手に入れた。筍を手にバツの悪さを隠して帰路を急いだ。
 帰宅後に家内が茹でてアク抜きをしていた筍が、夕方には味付けされて出来上がった。鍋の中のアツアツの筍を摘み食いした。ウマイッ!驚くほど柔らかくて甘い。獲れたての旬の味である。自ら収穫したものだけにその想いはひとしおだった。

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