新名神高速道路工事と風景の激変2015年05月02日

 ゴールデンウィークに入った。毎日が日曜日の生活になっても世間のカレンダーの波は老後スタイルにも押し寄せる。この時期は地域活動も予定はない。出かける予定のない日の早朝散策は遠出することになる。
 有馬川堤を道場町方面に向かっていた。名来神社前の愛宕橋の向こうにみえる風景がいつもと違う。有馬川を横切る名来橋の上に一筋の太い横線が忽然と描かれていた。工事中の新名神高速道路の橋脚にとうとう道路骨格の鉄骨が架けられたのだ。
 その実像を眺めようと隣町まで足を伸ばした。澄み切った青空のキャンパスに黒々とした鉄骨が太い横棒を引いていた。白い縦線の橋脚はそれほど目につかない。高い位置に横たわる鉄骨に嫌でも目を奪われる。新名神高速道路工事が風景を激変させる段階になっとことを思い知らされた。