とうとうその日がやってきた ― 2016年03月04日
とうとうその日がやってきた。明日、花ちゃんと娘が大津市の自宅に戻る。誕生後3カ月半余りの110日目の帰還である。娘に至っては産前1カ月から数えて4か月半ぶりの帰宅となる。里帰り出産としては十分すぎる実家暮らしだった。それでも古希にして初めて孫を抱いたじいちゃんには、明日からの花ちゃんの不在は辛くてたまらなく悲しい。
娘の里帰り出産が、出産直後からの100日余りもの初孫との同居生活という何ものにも代えがたい至福の日々をもたらした。女親ならではの幸運というべきだろう。花ちゃんとの感動の日々をその成長とともに綴ったブログ記事は34本にも及ぶ。3日に一度のペースで更新した文字通りの「じじバカ日誌」である。
朝散歩から帰ると、花ちゃんがオコタの前の座布団に横たわってご機嫌である。寝起きの花ちゃんはことのほか愛らしく可愛い。覗きこんだじいちゃんのひげ面を認めてニッと笑ってくれる。「じいちゃんやで~」といういつもの挨拶に加えて「帰ってからも忘れたらあかんで~」というのがここのところの口癖である。
デスクワークをしている後ろで専用ラックに横たわった花ちゃんがアウアウしている。むずかりだしたら椅子を回転させて間近に顔を寄せて覗きこむ。「ピアノ売ってチョ~だい。電話してチョ~だい」。とタケモトピアノのCMを口真似してみせる。我ながら信じられないことだが、今やこれが即席のあやし術として効果がある。
五つの輪っかのぶら下がった木製遊具で花ちゃんが遊んでいる。3カ月半の今の時期の格好の遊びのようだ。両足をあげた最近のお得意のポーズて寝転がっている。太って手首にしわの入った右手で枕代わりのタオルを顔にかぶせ、ひとりでイナイイナイをしている。左手はしっかり遊具の紐を握っている。花ちゃんの成長ぶりを伝えるショットを切り取った。誕生直後から我が家で過ごした花ちゃんの最後の一日の風景である。
娘の里帰り出産が、出産直後からの100日余りもの初孫との同居生活という何ものにも代えがたい至福の日々をもたらした。女親ならではの幸運というべきだろう。花ちゃんとの感動の日々をその成長とともに綴ったブログ記事は34本にも及ぶ。3日に一度のペースで更新した文字通りの「じじバカ日誌」である。
朝散歩から帰ると、花ちゃんがオコタの前の座布団に横たわってご機嫌である。寝起きの花ちゃんはことのほか愛らしく可愛い。覗きこんだじいちゃんのひげ面を認めてニッと笑ってくれる。「じいちゃんやで~」といういつもの挨拶に加えて「帰ってからも忘れたらあかんで~」というのがここのところの口癖である。
デスクワークをしている後ろで専用ラックに横たわった花ちゃんがアウアウしている。むずかりだしたら椅子を回転させて間近に顔を寄せて覗きこむ。「ピアノ売ってチョ~だい。電話してチョ~だい」。とタケモトピアノのCMを口真似してみせる。我ながら信じられないことだが、今やこれが即席のあやし術として効果がある。
五つの輪っかのぶら下がった木製遊具で花ちゃんが遊んでいる。3カ月半の今の時期の格好の遊びのようだ。両足をあげた最近のお得意のポーズて寝転がっている。太って手首にしわの入った右手で枕代わりのタオルを顔にかぶせ、ひとりでイナイイナイをしている。左手はしっかり遊具の紐を握っている。花ちゃんの成長ぶりを伝えるショットを切り取った。誕生直後から我が家で過ごした花ちゃんの最後の一日の風景である。
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