花ちゃんとばあちゃん2016年03月07日

 昨日の日曜日の昼食は「流れ鮨・三代目おとわ」で外食をした。娘と花ちゃんが自宅に戻り、再び老夫婦二人の生活が始まった日である。4カ月以上もの間、娘と孫娘の世話をしてきた家内を慰労することにした。当然ながら亭主の奢りである。
 待ちに待った初孫誕生の直前になって家内の膝の調子が思わしくない。通院したりサプリメントを服用したりしていた。花ちゃん誕生後も抱っこすると膝に堪えるようだった。そんなことから娘が手が離せない時の花ちゃんのお守りはもっぱらじいちゃんが受け持つことになった。それでも掃除、洗濯、食事といった二人のこまごまとした世話はばあちゃんにかかってくる。
 むずかりだした時の花ちゃんの守りの多少のしんどさはあるものの、ばあちゃんの世話の苦労に比べればなんでもない。むしろ初孫のお守りという願ってもない分担に「ええとこ取り」の申し訳なさが先に立った。そんな夫婦の分担からすれば、花ちゃん帰宅後のダメージは私の方が大きいかと思っていた。ところが実際はじいちゃんの気持ちの切り替えぶりに比べばあちゃんの落ち込みが大きい。そんな事情も手伝っての外食ランチだった。
 久々の廻る寿司でないレーンで運ばれるハイテク寿司のプチ贅沢を愉しんだ。家内はてまり寿司をメインとしたレディスセットを、私は生しらす、桜えび、カニみそ、白子の軍艦にさより握りをオーダーした。久方ぶりの夫婦二人の外食で娘と花ちゃんの自宅での暮らしぶりの話題で花が咲いた。