子どもたちのおもちゃの復活2016年03月27日

 明日、家内と一緒に娘夫婦宅を訪ねる。もちろん22日ぶりに初孫・花ちゃんに会うことが第一の目的だ。毎日のようにFaceTime(テレビ電話)で顔を見たりおしゃべり?したりしているものの、抱っこできないもどかしさは如何ともしがたい。意を決しての訪問である。
 明日の訪問に備えて家内は何かと忙しい。子育てに追われる娘を少しでも助けようと朝から食材手配や惣菜づくりに余念がない。買い置きしていたお菓子やティッシュなどの日用品も玄関前でスタンバイしている。
 それだけではない。花ちゃんが自宅に戻って以降、家内は子供たちの部屋の整理を始めた。幼い頃のおもちゃや人形がいっぱい出てきた。拭いたり洗濯したりしてきれいに整えている。花ちゃんのこれからの格好の遊び道具になる。
 その中の二つの木製玩具が懐かしさを誘った。キツツキとクマの親子の動くおもちゃである。40年前の現役時代に訪問したロシア(当時はソ連と呼ばれていた)の子どもたちへのお土産だった。当時、息子は三歳で娘は帰国した年の暮に誕生した。FaceTimeで娘にその画像を見せると「あ~!そのおもちゃはよく覚えてるワ」とのこと。
 孫が誕生しなければ日の目を見ることのなかった筈のおもちゃたちが復活することになった。