高齢オジサンの子育て支援2016年03月25日

 毎月第3金曜日の10時から12時まで社協分区の唯一の子育て支援事業が開催される。住宅街のコミュニティセンターで実施される「ともだちつくろう」という「子育て広場」である。今日開催の「広場」を覗いてみた。
 10時過ぎの会場には4組ほどの乳幼児と若いママさんたちの姿があった。お世話するスタッフは子育てを終えた年代の女性陣を中心に7名が万端整えてサポートする。
 責任者である知人から様子を伺った。「授乳時間の都合などもあり参加者のピークは11時前後になる。来場者の多くは口コミで誘い合って参加するケースが多い。一度来訪するとママ友どうしのつながりができリピーターになってもらえる。それにしては月一回という頻度は物足りないかもしれない。ただ会場が常設でないのでそのつど使用前後の作業が必要なのでやむをえない面もある。南部の活発な地区では常設会場があり開催頻度も多い。会場が老人憩の家のすぐそばというところもあり、お年寄りが子育て中の乳幼児と交流したり支援したりしている。地域で子育てを支援する上で羨ましい」。
 現場を訪れて初めて得られる情報や実態が多い。今回も多くのヒントを得た。とりわけお年寄りと乳幼児とのふれあいの機会という指摘は貴重だった。老人ホームと保育所の併設によるお年寄りと乳幼児双方の相乗効果はよく耳にするが他人事の感があった。ところがその事例がこんなに身近にあった。明日のちょい呑みオヤジ会で早速情報提供してみよう。