在宅診療医師による健康講座2016年04月30日

 先日、住宅街のコミュニティーセンターで地元の開業医主催の健康講座が開催された。福祉ネットの対象エリアに昨年5月に開業された医院である。主催者である医師とはその一週間ほど前に開催された在宅ケアの地域交流会でお会いしていた。
 先生は山口町で初めて訪問診療を積極的に手掛ける在宅医でもある。福祉ネットの今後避けて通れない課題に在宅医療や在宅介護の問題がある。その意味でも先生との繫がりは貴重である。健康講座についても知人友人にもできるだけ参加してもらいたいと思い、50数名の方にPCメールや携帯ショートメールでご案内した。午後2時開会の講座には35名の住民が参加し、私が案内した知人12名の方の姿もあった。
 講座は前半は、院長による専門分野であるペインクリニックの話題と所属の理学療法士によるリハビリの話題の講演だった。院長からは在宅医療についてのコメントもあった。後半は院長や理学療法士、看護師による個別の健康相談だった。参加者の多くが順番にそれぞれの相談を行った。
 院長の列の最後に並んで訪問診療についての質問をした。訪問診療の窓口は、ケアマネジャーや訪問看護士からの依頼がほとんどのようだ。また治療費についても個人負担分は外来治療と変わらないとのことだ。最後に福祉ネットの定期総会を控えてアドバイザー就任を要請したところ快諾頂いた。今後も定期的にこうした健康講座を開催してもらえるという。40代の働き盛りの医師の地域医療への意欲的な姿勢が窺えた。

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