大学先輩ご夫婦と山里料理仁木家で懇親2017年06月29日

 今もお付き合いの続いている大学時代のサークルの先輩がいる。昨日、久々に懇親の場を持った。私のブログを通じてぜひ味わってみたいという意向が伝わった山里料理仁木家にご案内した。
 我が家で合流して頂きマイカーに同乗して三田の仁木家に向かった。11時過ぎに新緑のまぶしい見晴らしの良い奥の個室に案内された。予約しておいた野菜とそばの懐石(3,300円)が運ばれる。生野菜、八寸、変わり蕎麦、生姜ご飯、鮎の塩焼き、野菜の天麩羅、ざる蕎麦、果物&アイス、ドリンクのコースだった。仁木家ならではの生野菜の美味しさはいうまでもないが今回初めて味わった鮎の塩焼きが格別だった。
 二時間ばかりのコース料理の合間合間にじっくり歓談した。リタイヤ後のご夫婦の共通の営みである有機栽培の野菜やコメ作りの話題に花が咲く。家庭菜園を始めたばかりの家内は興味津々である。野菜づくりの手ほどきをあれこれ伺っている。旅行の話でも盛り上がった。昨今の嘆かわしい政治情勢にも共通するスタンスで愚痴りあった。
 1時にはお店を後にして再び我が家で歓談した。今度はどちらかと言えば私の近況が中心だった。民生委員経験という共通の話題もある。超高齢社会の地域の在り方や老々介護の苛酷な現実等が話題になる。お互い古希を越えた身である。終活に向けた備えなどにも話題が及ぶ。更に2時間ばかりの懇談の末に辞去された。久々に忌憚のない会話で過ごした愉しい時間だった。