2年ぶりの老後の生活設計試算2020年05月25日

 リタイヤ前から老後の生活設計を独自に試算表をつくって定期的に点検している。老後の必要資金と調達可能資金を試算して資金収支を予測することで老後の生活設計が把握できる。
 得意のエクセルを駆使して独自に作成した試算表は我ながら優れものだと自負している。まず試算の前提条件である夫婦二人の余命を設定する。男女の平均寿命+αで夫を83歳、妻を88歳として逆算して算出する。我が家の場合夫8年、妻16年の余命の収支試算が必要だ。当然ながら二歳年下の妻の8年間の独居生活の試算も折込む。
 次に老後の必要資金の算出である。これは基本生活費と特別支出がある。基本生活費は二人世帯月25万、単身世帯月20万と設定しそれぞれの余命期間の総額を試算する。特別支出は旅行、住宅リフォーム、車買換えや車検、医療・建物保険、病気介護費用、孫のお祝い等を想定する。
 続いて調達可能資金の算出である。これには自己資金と公的年金がある。自己資金は預貯金・株式、保険・共済の返戻金等がある。公的年金は二人の年金額を基礎に余命年齢までの受取り予測額を推定する。但しこれは今後の年金制度の抜本改正(改悪)で予断を許さない面がある。
 以上の調達資金から必要資金を引いて算出した額がゆとり資金である。前回は2年前に点検した。妻がまだパート勤務中だったが、今回は無収入である。それだけにゆとり資金は前回より減額していると思ったが、試算するとむしろ増額していた。妻の節約志向が奏功し、生活費が年金の枠内で納まっていることの証である。感謝。

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