山口公民館で年１～２回開催される公民館運営協議会があった。公民館運営に地域住民の意向を反映するとともに公民館地域学習推進員の選考を行うのが主たる活動である。自治会、地区社協、青愛協、老人会、婦人会、幼稚園と小中学校のPTA、公民館グループ協議会の各代表１９名の委員で構成されている。
　毎回、過去１年間に開催された公民館講座の報告がある。今回も１５の講座の報告があった。続いて来年２月の公民館地域学習推進員の選考についての事前の調整があった。
　３年任期の公民館地域学習推進員の選考は、協議会委員を派遣する各団体の中から７団体が派遣することがあらかじめ決まっている。その団体ごとに再任か新規選任かを確認して次回２月協議会に申請する手順である。
　地域の合意形成のために設けられた典型的な充て職会議である。こうした会議で異論や意見を述べる強者（つわもの）は稀有である。会議は意見や質問もなく１時間余りでシャンシャンと終った。かくいう私も”早く終わってよかった”といそいそと帰路に着いた。