出身労組の委員長との懇談2022年10月13日

 出身企業の労組委員長から「相談がある」との連絡があり、最寄りのファミリーレストランで懇談した。私が労組委員長を退任して34年になる。現役をリタイヤしてからも14年になる。彼は私の4代後の委員長で私との直接の関りはない。それでも今尚、年の離れた現役委員長から相談されることにいささかの自負を覚えたものだ。
 委員長の相談は、労組の在り方に関わる重大な事項で、先輩委員長への相談も頷けるものだった。相談内容についての私の意見は、彼の想いにも合致し共感できる内容だったようだ。
 彼の話を聞きながら、企業の現場が激動の時代を迎えていると感じた。出身業界である流通業も、身近なところで新興スーパーのロピアの健闘ぶりとコープこうべの最寄り店の退店という新旧交替がある。メタバースに象徴されるようにIT化の大きなうねりが企業現場にも押し寄せている。そんな話題も交わしながら、労組の在り方についても言及した。
 本来、現場の声を代弁するはずの労組機能が金属疲労を起こしていないか。職場単位の代表者による労組活動は地域の分野別代表による充て職会議に見えなくもない。職場の様々な自主的活動を促すプラットホームの機能こそが求められているのではないか等々。
 久々に熱い想いを語り合った2時間程の懇談だった。

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