粉雪が刷いた雪化粧2010年02月07日

 昨日の真夜中に降ったのだろうか。朝の散歩道はうっすらと雪化粧に覆われていた。有馬川の向こう岸に、この時期によく見かけるカワセミがいた。雪に包まれた白い石にとまるカワセミの姿が、水面に映る姿と一対となっていい構図を描いていた。
 行く手の有馬川歩道が、早朝の真っ青な空に向って伸びていた。粉雪の刷いたような薄い白さが、空に向う矢印のように見える。歩道が切れて竹やぶの間を抜けると田園地帯が広がっている。おりしも昇ったばかりの朝日が田圃の薄い雪をとかしはじめている。竹笹の緑の向こうに美しい冬景色があった。

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