墓参と姫路城さくら回廊2010年04月05日

 昨日、家内と2週遅れの墓参で姫路を訪れた。姫路城の西方2kmほどのところにある名古山霊園に実家の墓がある。新車プリウスでの初めての1時間ほどの高速道ドライブだった。10時前の霊園には人影は少ない。墓掃除や植木の手入れを済ませ、両親の眠る墓前でお参りをした。
 墓参の遅れがさくらの季節に重なった。近くの姫路城は有数のお花見スポットでもある。姫路城前の道路には警察官があちこちで交通整理をしている。姫路城の平成の大修理で来週から入場できなくなる。入場可能な最後の日曜日が絶好の花見日和となった。押しかける観光客に備えた交通整理のようだ。国道2号線の一筋南の有料駐車場になんとか駐車できた。地元百貨店・ヤマトヤシキの契約駐車場だった。
 お城の正門・大手門前ではすでに長蛇の列ができている。ここから天守閣までかなりの距離がある。城内庭園の観楼は断念するほかはない。途中の観光案内所で「姫路城・さくらの大回廊ルートマップ」を入手した。城内、城外の五つのルートガイドが記載されている。約1時間の城外コース「お城やしき回廊」を巡ることにした。
 内濠に沿ってその外側を巡るコースだ。大手門前から時計回りにスタートした。お濠の周囲を巡るさくら並木が美しい。天守閣北側の姫山公園ではさくらの樹の下で外人グループなどがお花見を楽しんでいる。姫路神社を参拝した後、コースを外れて天守閣正面方向に進んだ。周囲をさくら並木で縁どられた広大な三の丸広場では、数え切れないほどの花見客グループがお弁当を広げている。天守閣入場門である菱の門前の広場が満開のさくら群の上にそびえる天守閣の絶好の撮影スポットだった。いつ入場ができるかもしれない長蛇の列のそばを抜け大手門前に着いた。約40分の散策だった。
 姫路城前交差点正面の家老屋敷館にある「たまごや」で昼食をとることにしていた。娘からの口コミ情報だった。11時半だったが、入口前の予約リストにはすでに10組ほどの名前が書かれている。30分ほど待って、次のカップルと一緒の合席でようやく入店した。注文した「あなご飯定食」(980円)は、少し甘めの薄く切った玉子焼きの上に醤油だれの穴子焼きが載せられたお弁当だった。超繁忙の店のやっつけ仕事風の内容で期待外れだった。ウリの「卵かけご飯」にすれば良かったと思い直したが後のまつり。ヤマトヤシキで姫路名物の「御座候」を買って駐車場に戻り帰路についた。

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