娘夫婦と秋祭り見物2011年10月09日

 昨日は公智神社神社の秋祭りだった。おりしも一昨日から娘が婿殿と一緒に冬物衣料を取りに帰ってきていた。この町で育ちながら娘はまだ一度も秋祭りを見ていないという。「絶好のタイミングで帰省したんやな」と秋祭り見物に誘った。婿殿にも娘の育った町の祭りを知ってほしいと思った。二人とも興味を示し一緒に出かけるという。
 2時前に一人先乗りして御旅所に着いた。既に下山口や名来の壇尻は御旅所前の旧街道に到着している。御旅所では神事が終わり休憩中だった。秋祭りの主役である「天狗さま」から突然声をかけられた。去年、公民館講座でお世話になった講座の責任者が今年の天狗さまだった。御神輿を背景に一緒に写真を撮ろうと誘って頂いた。喜んでデジカメにおさまった。秋祭りは地域交流の場でもある。新旧両地区の知人たちとあちこちで挨拶し雑談した。
 2時半頃に娘夫婦が家内に連れられて御旅所にやってきた。見物中だったご近所の奥さん、娘さん、二人の幼いお孫さんと合流する。待機していた下山口の大壇尻が御旅所横の参道を出発した。小壇尻も後に続く。ここで7人のご一行を連れて一足先に公智神社境内に移動する。お祭りのクライマックスである7基の壇尻の宮入りを待ちうけるためだ。
 境内は既に大勢の参詣者で埋められている。最高のビューポイントの拝殿前の階段には、鈴なりの見物人が手に手にデジカメを構えて待ちうけている。待つほどにようやく準備が整った。スピーカーからは各地区の壇尻ごとに宮入りの様子の解説が流れる。境内中央でフラッガーの旗が振り下ろされた。鐘太鼓のお囃子のテンポがあがり目の前を下山口大壇尻の雄姿が通過した。40分ほどかけて各地区7基の壇尻が次々と宮入りを済ませた。これまで何度もこの秋祭りを見物しホームページでも詳細に記事にした。http://www.asahi-net.or.jp/~lu1a-hdk/yamaguti-09akimaturi-honban.htm いっぱしの秋祭り解説者を気取って一同にその都度コメントしたりした。ご近所の奥さんの可愛い孫二人を眺めたりあやしたりしながら、フトいつ娘夫婦は孫を連れて壇尻見物に来てくれるのだろうと思ってしまった。

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