我が家の高齢化対策2012年01月17日

 昨年末から大阪ガスの営業所スタッフが何度か我が家を訪れている。もっぱら家内が応対し、我が家のLDKの改装工事の打合せに余念がない。昨年暮れに築30年近い我が家の内装工事の着手を決断した。目的は床暖房の導入とシステム・キッチンの更新である。「我が家の高齢化対策」ともいえる。
 システムキッチンは30年前の新築以来のままで、この更新は家内の念願でもあった。リタイヤ以降、亭主がキッチンに立つ機会も大幅に増えた。より使い勝手の良いものへの入れ替えは夫婦共通のテーマになった。1階の間仕切りのない18畳のLDKの暖房対策はかねての懸案だった。家内は多くのつきあい情報から大阪ガスの床暖房を主張した。安全で水道光熱費も安くなるし、キッチン工事も一緒にできるという言い分だった。「老いては嫁に従え」である。敢えて異論を挟まず同意した。結局、隣接の和室も畳の入れ替え時期が近づいていることもあり一緒に畳の床暖房導入を決めた。老後にいつ2階寝室が1階に変えざるをえなくなるかもしれないということもあった。
 そんなわけで今月下旬には工事になる。家内はキッチン周りからリビング収納、和室押入れと次々と整理を始めた。不要になったものが大量に出てくる。多くはこの際一気に処分している。足元に火がついて私の方も書棚や大型デスクの収納部分の片付けを迫られた。朝から詰め込んでいた書籍や書類を引っ張り出し整理に着手した。「大胆に処分する」。これが肝要だとばかり7割方を廃棄処分にした。
 「断捨離」という言葉が浮かんだ。高齢化と切っても切れない言葉だと思った。

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