続・その後の「飼犬ジョン」 ― 2012年05月15日
朝の散歩で有馬川土手道を折り返した。向うからご近所の同年輩のご主人がやってきた。以前、野良犬だったジョンが飼犬になったというハッピーな結末を教えてもらった方だ。http://ahidaka.asablo.jp/blog/2012/02/27/6349501 そういえば先日、ジョンが同じ家の飼犬仲間と一緒に楽しげに散歩している姿を見かけた。思わずご主人に声をかけた。「あの野良犬も今は幸せに暮らしているようですね」。返された情報は意外なものだった。
「犬好きの奥さんに飼われて、先に飼われていた二匹とも仲良しになったようです。ところが、その後エライ事件が起こったんです。奥さんに連れられて散歩していた三匹の犬が、この有馬川沿いの土手道でヌートリア親子に遭遇したんだそうです。親ヌートリアに噛みつかれて血だらけになった三匹を連れて帰った奥さんから連絡をもらいました。一緒に動物病院に行って緊急手術を受け、何とか今は回復したようです。結局、8万円ほど費用がかかったと聞いています」。
穏やかな散歩道で繰り広げられた惨劇を想像した。親ヌートリアにすれば子を守るための必死の闘いだったのだろう。1対3の闘いながら犬たちの方が一方的にやられたようだ。牙を失くした飼犬たちは野生の凶暴さの前になすすべがなかったのか。三匹のなかでジョンが最も深手を負ったという。最も野生の血を残したジョンが最もよく闘った結果なのだろう。
新緑のさくら並木を歩きながら、どこまでも波乱に満ちたジョンのこれからの穏やかな生活を祈った。
「犬好きの奥さんに飼われて、先に飼われていた二匹とも仲良しになったようです。ところが、その後エライ事件が起こったんです。奥さんに連れられて散歩していた三匹の犬が、この有馬川沿いの土手道でヌートリア親子に遭遇したんだそうです。親ヌートリアに噛みつかれて血だらけになった三匹を連れて帰った奥さんから連絡をもらいました。一緒に動物病院に行って緊急手術を受け、何とか今は回復したようです。結局、8万円ほど費用がかかったと聞いています」。
穏やかな散歩道で繰り広げられた惨劇を想像した。親ヌートリアにすれば子を守るための必死の闘いだったのだろう。1対3の闘いながら犬たちの方が一方的にやられたようだ。牙を失くした飼犬たちは野生の凶暴さの前になすすべがなかったのか。三匹のなかでジョンが最も深手を負ったという。最も野生の血を残したジョンが最もよく闘った結果なのだろう。
新緑のさくら並木を歩きながら、どこまでも波乱に満ちたジョンのこれからの穏やかな生活を祈った。


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