社協広報紙の編集ソフト2013年11月13日

 社協分区広報紙の編集を担当して5年半が経過した。2ヵ月毎の発行で、この間32号分の編集を担当した。現役時代に主として企画肌だったこともあり歳の割にはパソコンには馴染んでいた。子会社に転籍後は社内報の編集にも関わった。そんな経験とスキルもあって、社協での役割は広報紙の編集が割り当てられた。
 エクセルを駆使した子会社時代の社内報づくりの手法でなんなく編集作業をこなしてきた。レイアウト、原稿入力、取材記事の執筆、取材写真の撮影と画像処理など編集に関わる多くの部分を担当した。
 32号分もの編集を一手に担当すると、自ずとスタイルや手法が自分流に固まってしまう。とりわけエクセルベースでテキストボックスで編集し画像を貼付するというやり方は、かなりマニアックな面がある。加えて最近の4号分は写真画像の鮮明さの必要から、自分のPCで作成した広報紙データをUSBメモリーに取込んで、自治会館設置のプリンターに挿入して直接プリントしている。
 ところが、エクセルデータはPDFファイルでないため、プリントした場合に微妙にズレが発生し、原稿が一部がプリントされない事態がしばしば起こった。やむなく自分のPCを自治会のプリンター室に持ち込んで、そのつど微調整する羽目になった。ここに至って、属人的な手法で編集することの危惧を抱かずにはおれなくなった。このままでは、永遠に広報紙の編集作業から逃れられない。自分が担当できなくなった時の広報紙継続の心配を想った。
 何とか最低限のITスキルさえあれば、誰でも編集作業が可能な方法はないかと考えた。ネット検索をしてみると、広報紙編集ソフトがあることを知った。㈱筆まめ発売の「パーソナル編集長」というソフトである。プリンターメーカーに問い合わせて、このソフトで作成したデータが自治会のプリンターでも印刷が可能なことも確認した。社協分区長と会計の事前了承を得て、すぐにネット注文した。
 昨日、そのソフトが到着した。どこまで使いこなせるかわからないが、ひとまず一歩踏み出した。次回12月発行の広報紙で何とか挑戦してみよう。