大学同窓三人のホテル・フルーツフラワーでの一泊懇親会2017年09月04日

 大学時代の同郷の友人の現役生活を終えたという挨拶状が届いた。古希を越えて尚、東京で単身赴任生活を送っていたがようやく郷里の姫路に戻ったという知らせでもあった。大学時代はもうひとりの同郷の友人と三人でとりわけ懇意にしていた。
 早速、三人でやりとりをして懇親会を持つことになった。大学卒業後50年の歳月が流れた何十年ぶりかの再会である。二~三時間の呑み会では収まらない。神戸市北区のホテル・フルーツフラワーの日曜夜の格安宿泊プランを予約した。
 日曜の15時に我が家に集合してもらった。顔見知りでもある家内も交えてしばらく歓談して車で20分ほどのホテルに向かった。チェックインし大浴場で汗を流した後、レストランでバイキング料理を肴にビールや焼酎で呑み交わした。夕食後も部屋で引続き自販機のビールで呑みなおした。
 それぞれのその後の来し方が披露された。リタイヤ直後の技術者だった友人は中国でのプラント立上げ等で苦労があったようだ。工学部卒業後医学部に転入し医者になったもうひとりの友人は今尚地元で町医者を続けている。とはいえ開業医の仕事は古希を越えた身には想像以上にきつそうだ。できればリタイヤしたいという想いと地域医療を支える使命感との葛藤が吐露される。12時近くまで歓談しようやく一つ部屋で眠りに着いた。
 診察時間に間に合うように帰宅したいという友人に合わせて6時45分のオープン直後の朝食バイキングにありついた。もうひとりの友人の車で我が家まで送ってもらいしばし歓談して別れた。久々の再会を存分に歓談し合った懇親会だった。