栗の木と瀕死のセミ ― 2019年08月02日
早朝の散歩道である。名来神社前を過ぎて東側に丘陵が迫る辺りから何度も顔の前で手を払う羽目になる。有馬川の水際近くの丘陵に生息するブトが頻繁に飛んでくる。特に顔回りを飛び回り時に目に飛び込む場合もある。このうっとおしさは堪らない。
名来橋の袂を東に折れて旧丹波街道と繋がる農道を歩いた。農道の南側に何本かの栗の木がある。幾つものイガの実をまとった枝が道を覆っている風情のある光景が現われた。
丹波街道との交差地点を折り返し名来神社前に戻ってきた。愛宕橋の袂の舗装路にセミがしがみついていた。近づいてもピクリともしない。指先でそっと背中に触れた。やはり飛び立つでもなくじっとしている。それでも手足を少しばかり動かした。なぜかホッとして瀕死のセミを後にした。
名来橋の袂を東に折れて旧丹波街道と繋がる農道を歩いた。農道の南側に何本かの栗の木がある。幾つものイガの実をまとった枝が道を覆っている風情のある光景が現われた。
丹波街道との交差地点を折り返し名来神社前に戻ってきた。愛宕橋の袂の舗装路にセミがしがみついていた。近づいてもピクリともしない。指先でそっと背中に触れた。やはり飛び立つでもなくじっとしている。それでも手足を少しばかり動かした。なぜかホッとして瀕死のセミを後にした。
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