残暑の中の認知症カフェ2019年08月22日

 8月の認知症カフェ・にこにこ丸山カフェが開催された。まだまだ残暑の厳しい中、心配された参加者数だったが、一般参加者17名を数えた。顔馴染みの方も多く常連さんの参加が底堅い。
 毎回、できるだけ新しい方とお話しするようにしている。今回は二組の方と懇談した。一組はカフェ代表の紹介の詩吟サークルの4人のグループだった。学生時代にほんの少し詩吟をかじった。グループの講師の方と詩吟談義を交わした。
 もう一組は私の住宅街の民生委員の担当エリア在住のご夫婦だった。最初、顔と名前が一致せずトンチンカンなトークをしていたが奥さんから民生委員さんのことは主人からよく聞いてますと助け舟を出して頂いた。大病を患った奥さんは今も左半身が不自由でご主人が日常生活をカバーされている。寡黙なご主人に代わって奥さんから近況を教えてもらった。言葉の端々にご主人への感謝の気持ちが伝わる。
 丸山カフェを通して毎回様々な介護の形と夫婦の寄り添いの風景を垣間見た。