縁は異なもの、世間は狭い2021年11月10日

 一昨日の夕方チャイムが鳴って玄関に出ると、同世代のご近所の知人男性の姿があった。地域の仲間と一緒にジャズのフルバンドを主宰しているトロンボーン奏者である。10年前に山口町で市民ミュージカル劇団の立上げに関わり、劇団結成後は後援会事務局長を担った。彼は劇団の事務局を担当し緊密な関係を持った仲である。
 彼が3年ほど前にフルバンドを結成した頃から、バンド演奏の機会を求めて地域に幅広い人脈や情報を持つ私との交流が再開した。今回の突然の来訪もコロナ禍下で永く演奏活動の中止を余儀なくされていたが、ようやくコロナ鎮静化で再開できるメドが出てきたことからの”営業活動”の再開のようだった。
 来年1月に地区社協のふれあい交流会を予定している。場合によっては出演をお願いするかもしれない旨伝えた。その後思いついて隣町在住でどこかのバンドメンバーのKさんのことを尋ねたところ、彼が主宰するバンドのメンバーとのこと。
 その翌日である。かねての約束通りそのKさんと最寄りのファミレスでお会いした。私より一回り以上若いリタイヤ男性である。地区社協のカーボランティアに登録頂き早速カーボラをやって頂いたばかりである。そのお礼と地区社協の活動紹介を兼ねた懇談の機会だった。いろんな点で意気投合した。私もジャズ・ファンの端くれである。ジャズのアドリブの凄さなどで共感しあった。郷土史にも関心があったようで、今月20日の私が講師役の山口町の史跡探訪講座にもその場で申し込んで頂いた。
 つくづく”縁は異なもの、世間は狭い”の想いを痛感した1時間余りの懇談だった。

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