防空壕跡?の正体判明!2022年04月08日

 今朝の散歩道で新明治橋の東詰めにあるコイン精米機の前である高齢のご婦人に出会った。すぐそばのラーメン屋さんの店の東側の墓を祀っている旧家のおばあちゃんである。
 20日ほど前に早朝ウオーキングで出合った知人から「墓の手前の
に建つ小屋の下に防空壕があるようだ」という話を聞いた。その情報源は小屋に隣接する墓の管理者のくだんのおばあちゃんだった。私も顔を合わせれば挨拶を交わす知人だったので、次に会った時には詳しい情報を聞きたいと思っていた。
 そのおばあちゃんにようやく会えた。挨拶を交わした後、早速訊ねた。「ラーメン屋さん裏手の小屋の下には防空壕があると聞いたんですが、本当ですか」。「小屋の下に大きな穴があるのは事実だが、造られたんは戦後大分経ってからのことだから防空壕ではない。下山口の和菓子屋さんのおじいちゃんが造ったが、何のために造ったかは知らない」とのこと。
 防空壕の話は、立地や地形規模から眉唾の感がなくもなかったが、ようやく真偽が判明した。それにしても何のために造られた穴なのかという疑問は残る。和菓子屋さんのおじいちゃんは、以前に経済センサス調査で訪ねた時に言葉を交わした方で今も存命である。機会があればぜひ造設目的を聞いてみたい。