地元老人会総会で認知症講座の開催を要請2022年04月01日

 所属している町内の福寿会(老人会)総会が開催された。会員38名中20名が参加した。会員は前年から3名減少している。入会者は1名だが退会者は4名で、施設入所者2名、物故者2名の内訳である。
 11時に始まった総会は、活動報告、会計報告、役員改選、活動計画、会計予算の全議案が特に意見もなく30分ほどで終了した。町内の民生委員の立場から活動計画の追加について次のように要請した。
 「3月にすみれ台の74歳の認知症の女性が行方不明になって今尚発見されていない。我が町でも今後起こりうる問題だ。5人に1人が発症するといわれる認知症の地域ぐるみの理解と支援が必要だ。そのため基礎講座ともいえる認知症サポーター養成講座等の認知症の勉強会を活動計画に追加してはどうか。1月にこの講座の講師が可能な研修を修了したので要請されれば講座開催に協力したい」。参加者から「ぜひ開催してほしい」という声もあり、役員会で検討してもらえることになった。
 キャラバン・メイトの資格を取得しただけで満足しておれない。積極的に講座開催のアクションにも着手した。

ウグイスは英語では何と鳴くのだろう?2022年04月02日

 この時期に目にする心和ませる光景を目にする。ご近所の庭に植えられた梅の花である。単なる梅の花ではない。一本の木に”源平咲き”といわれる紅白の花が咲く梅の木である。今朝も早朝6時過ぎにきれいな紅白の梅の花を愛でた。
 その時、その梅の木に留まっていたのだろう鶯の鳴き声を耳にした。姿は見えないが、その「ホケキョウ!」という鳴き声にふと思った。鶯の鳴き声を誰がいつ頃ホケキョウという音読みにしたのだろう。日本ではホケキョウだが英語では何という音読みなんだろう。冷静に耳をすませればホケキョウとは聞えない。ホケキョウと思い込んでいるだけで音読みにし難い音声である。
 自宅に戻ってネット検索した。ホケキョウという音読みは仏教の教典「法華経」に由来しているようだ。だとすると英語での音読みは全く異なるものだろう。また鶯という野鳥が日本とその周辺にしか生息しないので英語の音読みもないという説もある。英語の鳴き声についてのホケキョウに該当する音読みはなさそうだ。

盛況だった初めてのさくらウオーク2022年04月03日

 恒例のさくらまつりに代わるイベント・さくらウオークが開催された。2019年まで毎年開催されていた「さくらまつり」は、2020年、21年とコロナ禍で相次いで中止となった。山口町の二つの地区社協共催のイベントだが、今年は飲食等の出店を控え、さくら鑑賞中心のお花見イベント”   
 ウオークのコースは、①(スタート)万代橋の緑道・山中西側東屋~②城垣内稲荷神社~③(ゴール)山口夫婦松公園だが、スタートとゴールを逆にしたコースも設けら。
 参加者は途中のポイントで捺印してもらい、掲示されているクイズに答え、ゴールの抽選会に参加できる。ゴールのテント脇では、ウクライナ支援募金が実施されたが、関心の高いテーマに多くの皆さんから快く募金をしてもらった。
 初めての「さくらウオーク」だったが、花曇りの八分咲きのさくら並木のお花見散策を大勢の方に楽しんで頂けた。コロナ禍が続き、地域の様々なイベントが相次いで中止されている。そんな中での久々の地域イベントは住民の絶好のお出かけの機会を提供したと思われる。

土筆の群生と満開のさくら2022年04月04日

 5日前のブログで、住宅街北側の市民農園の一角に群生する土筆の記事を書いた。今朝の散歩道で同じところを歩いて気がついた。群生する土筆の先に八分咲きのさくらが見えた。「土筆の群生と綻んださくら」というテーマの絶好の風景画像に思えた。
 早速持参のスマホで切り取ることにした。農道脇の溝に沿って群生する土筆を手前にアップして奥の遠景にさくらを配するという構図を意図した。その場合、どうしてもローアングルが必要だ。片足を溝に置いてしゃがみ込みながら撮った画像を掲載した。

有馬川土手道のさくら前線2022年04月05日

 4月2日のさくらウオークで有馬川緑道の八部咲きのさくらを愛でた。今朝の散歩道では私の馴染みのもうひとつのさくらスポットのさくら前線を追ってみた。天上橋から三田方面に向かってのびる有馬川土手道のさくら並木である。
 天上橋から中国道の高架下までは北に向かって西側に桜並木が続く。有馬川緑道より北に位置しているためか、まだ半分近くが蕾のままで六分咲きといったところだった。
 中国道の高架下にやってきた。2月下旬に高架下南側に立っていた一本のさくらの樹が北側に移植された。移植されたさくらの開花が気になっていた。幹を菰で覆われたそのさくらは、多くの枝を払われて心細げに立っていた。ところが幹から枝分かれしたばかりの小枝にはちらほらと綻んだばかりの花弁をつけていた。その健気な姿に思わず顔を綻ばせた。
 高架下北側から名来神社までは、土手道の東側にさくら並木が続く。左右は有馬川と田圃の空間が広がり、さくら並木がひと際はえる光景である。
 有馬川土手道のさくら前線を歩いた。

スマホケースを買い替えた2022年04月06日

 先日、ご近所の娘さんの突然の来訪があった。自宅近くの公園の傍の路上でクレジットカードを拾ったとのこと。ローマ字の名前から私だと分かったようだ。娘さんの同居の祖母とは面識があり、おばあちゃんが孫娘に届けるように伝えたとのこと。
 カードはスマホケースのカード・ホルダーに収めていた。ところがかなり使い込んでいたこともあり、散歩途中のスマホ操作の際にゆるくなったホルダーから抜け落ちたようだ。おばあちゃん宅に電話しあらためてお礼を述べた。
 今後も同じような事態が起きかねない。スマホケースを買換えることにした。ケースの蓋の裏側に切り込まれたカードホルダーの形態は心もとない。クレジットカード、バス乗車カード、コープカードと名刺の収納が必要だ。ショッピングサイトで検索し、しっかりしたカードホルダー付きのスマホケースを選択して注文した。翌日には画像のケースが届いた。スマホホルダーにカード収納ケースのついたもので蓋はない。蓋なしに戸惑いはあったが、使ってみるといちいち蓋を開ける煩わしさがなくてこれはこれで便利に思えた。

花ちゃんの”学童”通いが始まった2022年04月07日

 保育園を卒園した花ちゃんが小学校入学式前に一足早く「学童保育」に通いだした。花ちゃんの両親は共働きである。幸い母ちゃんは月に何度か大阪の職場に出勤するものの基本は在宅勤務である。保育園と同様に学童保育になっても母ちゃんが朝送り届けて夕方には迎えに行く。
 花ちゃんが住む大津市は京都、大阪のベッドタウンの機能を担っていることもあり若い世帯が多くそれだけ子育て環境も充実している。学童保育も小学6年生まであり、保育所数も多い。
 花ちゃんが通う”学童”は通園していた保育園と同じ経営者のようだ。自宅からの距離も保育園から少し遠くなっただけだ。同じ保育園の同じクラスのお友だちが5人ほど同じ”学童”にも通っているという。そんな背景からか花ちゃんの学童生活はいたって順調なようだ。FaceTimeで保育園と学童とどっちが楽しい?と訊いてみた。「学童・・・」とボソッと答えた。
 考えてみれば保育園と学童では過ごし方が違う。保育園では一定のカリキュラムに沿って先生の指導がある。反面、学童は基本は”自習”で先生は見守りが中心なのだろう。それだけ子どもたちは自由に好きなように過ごせる。そんな環境の変化を敏感に受け止めているらしい花ちゃんの感想なのだろう。

防空壕跡?の正体判明!2022年04月08日

 今朝の散歩道で新明治橋の東詰めにあるコイン精米機の前である高齢のご婦人に出会った。すぐそばのラーメン屋さんの店の東側の墓を祀っている旧家のおばあちゃんである。
 20日ほど前に早朝ウオーキングで出合った知人から「墓の手前の
に建つ小屋の下に防空壕があるようだ」という話を聞いた。その情報源は小屋に隣接する墓の管理者のくだんのおばあちゃんだった。私も顔を合わせれば挨拶を交わす知人だったので、次に会った時には詳しい情報を聞きたいと思っていた。
 そのおばあちゃんにようやく会えた。挨拶を交わした後、早速訊ねた。「ラーメン屋さん裏手の小屋の下には防空壕があると聞いたんですが、本当ですか」。「小屋の下に大きな穴があるのは事実だが、造られたんは戦後大分経ってからのことだから防空壕ではない。下山口の和菓子屋さんのおじいちゃんが造ったが、何のために造ったかは知らない」とのこと。
 防空壕の話は、立地や地形規模から眉唾の感がなくもなかったが、ようやく真偽が判明した。それにしても何のために造られた穴なのかという疑問は残る。和菓子屋さんのおじいちゃんは、以前に経済センサス調査で訪ねた時に言葉を交わした方で今も存命である。機会があればぜひ造設目的を聞いてみたい。

英雄たちの選択「北条時頼」2022年04月09日

 2カ月ほど前に高橋克彦著「時宗・全四巻」を再読した。このブログでの書評で「時宗以上に時頼の偉大さを痛感した」と記した。その北条時頼が私がしばしば好んで観るNHKの「英雄たちの選択」に取り上げられた。「将軍か 執権か 鎌倉幕府・北条氏の戦略」というタイトルで描かれたドキュメンタリー・ドラマである。鎌倉執権体制を固めた時頼が、それを盤石のものにするため将軍職を、「自らが担うか」「天皇の親王を迎えるか」という選択を迫られたというテーマである。
 視聴してみて思ったのは、映像としての評価は別にしても時頼の実像に迫る内容としては物足らなさを感じた。作家・高橋克彦が文庫本2冊に渡って描いたその実像は多角的でリアリティに溢れた共感があった。文庫本2冊の著作にわずか1時間の番組が到底及ばないことは当然だろう。それにしても時頼を描くのに「将軍職を巡る選択」というテーマ自体が無理があると思った。時頼の評価はやはり鎌倉幕府の執権体制の確立と蒙古襲来に備えた国内態勢づくりにあると思う。
 切り口の違いが人物像の描写に大きく関わっていることを思い知らされた番組だった。

ピッカピッカの~1年生!2022年04月10日

 娘からLINEで添付画像が送られてきた。花ちゃんの入学式の画像である。入学式に向かう前に自宅の玄関前でランドセルを背負った画像、小学校の校舎前の画像、教室の黒板前の画像等々。
 父ちゃんと母ちゃんに連れられて参列したようだ。学童保育では保育園のお友だちが5人一緒だったようだが、さすがに4クラスある同じクラスでは男の子のお友だちひとりだけだという。担任の先生も男の先生のようだ。そんな環境だが取り立てて不安そうでもない。いたってご機嫌に式を過ごしたようだ。
 母ちゃんは学校から貰ったいっぱいの教材の整理や連絡手続き等に大忙しとのこと。我が子の小学校入学という一大イベントに両親は何かと慌ただしい。そんな事情を聞きながら直接の保護者でない祖父母は気を揉むばかりで何の世話もできない。
 それでもじいちゃんには我が子の入学式よりもはるかに気がかりな孫娘の入学式である。アノ花ちゃんがとうとう”ピッカピッカの~1年”になったのだという感慨がひとしおである。