子どもたちの認知症講座と地域交流 ― 2022年05月12日
先日、このブログで「認知症こどもサイト」を記事にした。こどもたちが認知症の人と出会った時、どのように接すればよいかを考えてもらうためのサイトのようだ。
誰でもなりうる病気である認知症は、子どもたちにとっては家庭の祖父母だけでなく父母との関係でも接する可能性もある。街角で目にする場面もあるだろう。そんなこどもたちに認知症をありのままに正確に理解できる機会は貴重である。
子育て中の父母たちの世代には、認知症は身近でも切実でもない。それだけに認知症を理解するための情報収集や研修参加には消極的だろう。ところが我が子が学校で認知症の勉強をし、そのことをじいちゃんばあちゃんを念頭に帰宅後に話題にしたらどうだろう。実家の父母に起こりうる問題として認識を新たにするのではないか。
今、学校運営は教職員不足やコロナ禍対応等に加えて、いじめ問題、不登校等の課題を抱えて深刻な状況を迎えている。コミュニティスクール構想はそんな学校運営に地域支援の新たな枠組みを想定し、その具体化を求めたものといえよう。”地域丸投げ”の批判もないではない。
他方で地域の抱える認知症サポートという課題を学校運営にも織り込むことが必要ではあるまいか。学校運営への地域の積極的な支援だけでなく地域課題の学校運営での受止めという双方方向の枠組みこそがコミュニティスクールの姿と思う。
誰でもなりうる病気である認知症は、子どもたちにとっては家庭の祖父母だけでなく父母との関係でも接する可能性もある。街角で目にする場面もあるだろう。そんなこどもたちに認知症をありのままに正確に理解できる機会は貴重である。
子育て中の父母たちの世代には、認知症は身近でも切実でもない。それだけに認知症を理解するための情報収集や研修参加には消極的だろう。ところが我が子が学校で認知症の勉強をし、そのことをじいちゃんばあちゃんを念頭に帰宅後に話題にしたらどうだろう。実家の父母に起こりうる問題として認識を新たにするのではないか。
今、学校運営は教職員不足やコロナ禍対応等に加えて、いじめ問題、不登校等の課題を抱えて深刻な状況を迎えている。コミュニティスクール構想はそんな学校運営に地域支援の新たな枠組みを想定し、その具体化を求めたものといえよう。”地域丸投げ”の批判もないではない。
他方で地域の抱える認知症サポートという課題を学校運営にも織り込むことが必要ではあるまいか。学校運営への地域の積極的な支援だけでなく地域課題の学校運営での受止めという双方方向の枠組みこそがコミュニティスクールの姿と思う。
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