中学生の地域ボランティア参加の勧め2023年12月06日

 今年7月に山口中学校の今期第1回学校運営協議会(コミュニティスクール)が開催され、初めて招かれてメンバーとなった。そして先日2回目の協議会が開催された。
 今回は「(生徒たちの)地域ボランティア活動により参加しやすくするために」というテーマでのグループ討議が中心だった。そのため地域組織代表、学校関係者に加えて、生徒会の18名の新旧の本部役員が参加した。3グループに分かれた討議の私のグループでは地域代表3名、学校関係者4名、生徒代表5名の顔ぶれだった。
 始めに生徒たちから「ボランティアに参加しやすくするための意見が求められた。「ボランティア募集のチラシにはQRコードと簡単な募集要項が記載されているだけなのでどんな活動なのかイメージが湧かない」「募集の際に過去の活動風景等の写真を掲載してほしい」「募集活動のタイトルも楽しそうで参加意欲の湧くような工夫をしてほしい」「週末であれば午前中に部活をして午後にボランティアする等の日程なら参加しやすい」等々。
 こうした意見を通じて実際の募集手順が把握できた。募集している団体が募集概要を募集窓口である学校運営協議会の事務局がQRコードをつけてチラシを作成する。参加したい生徒はタブレットでそのQRコードをスキャンしこボランティア応募の申込みフォームにジャンプして必要事項を入力するという手順である。
 募集チラシや申込みフォームには画像添付はなく、具体的なイメージや意欲が湧かないという感想である。募集に当たっても共通の必要記載事項を整理した書式もない。
 山中生徒の地域ボランティア参加促進に向けて具体的な課題が明らかになった。