コミュニティセンターの土足禁止復活の波紋2023年12月08日

 先月23日に初めての地区社協の「ぬくもりフェスタ」を開催した。この初めての多世代交流イベントには176名もの来場者があり、大盛況だった。このイベントを通して様々な成果と問題点が明らかになった。順次整理しておきたい。今回のテーマは会場のコミュニティセンターの土足禁止措置の弊害という点である。
 コミセンは開設以来、土足禁止だったが、住民の高齢化が進行し靴の着脱の不便さもあって自治会は2年前に土足化を実施した。ところが毎年代わる自治会役員のもとで今期の自治会長の強い意向で再び土足禁止の措置が取られ実施された。
 この土足禁止の復活措置が、ぬくもりフェスタの運営上の弊害を招いた。まず第一に予想外の多数の来場者に入口の靴の着脱の混雑が発生した。下駄箱のキャパを越えた履物が土間に溢れた。第二に高齢者で足腰が弱っている方のスリッパによる館内移動が覚束ない。特に2階会場に向かう階段の上り下りはハラハラする位に心配した。
 来年のフェスタ開催に向けてコミセンの土足化復活を願ったが、こればかりは毎年入替る自治会執行部の意向に委ねるしかない。とはいえ土足禁止を想定した対応も必要だ。先日の地区社協役員会ではこの問題に前向きな提案があった。「来場者にポリエチレン製の靴カバーを配布して着用してもらってはどうか」というものだ。ちなみにアマゾンで検索すると税込100足1450円で販売されていた。少なくとも来年はこの選択肢で対応可能である。