ちょい呑みオヤジ会のインフラ機能2023年12月21日

 ちょい呑みオヤジ会の新規加入が相次いでいる。今年に入って6人の参加があった。その内4人は30代から50代の現役世代である。現役世代の本業も、プロ野球独立リーグの球団代表、地元少年野球チームのコーチを続ける自営運送業、訪問介護ステーション代表、スマホの困りごと相談事業代表と千差万別である。現役世代のオヤジ会への参加は本業とは直接の関りはなくとも、地域での人脈づくりが間接的に本業への効果が期待できるというモチベーションが窺える。
 こうした新たな傾向からオヤジ会のインフラ機能があらためて注目されてきたように思える。従来のリタイヤオヤジの地域でのつどい場というだけでなく、メンバーの得意分野の披露と交流、新たに住民となったオヤジたちや従来繋がりが希薄だった現役世代の地域との繋がりづくり、独り住まいの高齢男性の居場所等々。
 コロナ禍で2年3カ月の休会を余儀なくされていたオヤジ会が復活し、新たな役割を担ってステップアップして再出発を始めている。