山中生徒の面接練習の打合せ会2023年12月23日

 今年7月から地区社協会長として山口中学校の学校運営協議会の委員に選任された。そして1カ月ほど前に「地域の方々による面接練習のお願いについて」という書面が届いた。3年生対象の面接練習に地域選任の委員に面接者になってもらいたいという趣旨のようだ。そのための打合せ会に出かけた。出席者は推進員3名と協議会委員2名、地域の有識者3名だった。協議会委員は8名の地域委員から選任されたようだ。
 自己紹介の後、委員長から「地域の人による面接の意義」が述べられた。「学校関係者でない生徒と距離のある地域在住者が面接することで適度な緊張感が期待できる。また教員等のともすれば厳しすぎる質疑でなく良い点をほめることを重視し意欲を引きだしたい」。
 面接の趣旨は必ずしも高校受験での面接のためだけでなく、生徒たちが今後の人生で必ず直面する筈の様々な「面接」の事前訓練という意義もあるようだ。
 面接は3年生の面接希望者(昨年は30数名)を4人ずつのグループで3人の面接者によって進められる。そのため1月~2月にかけて9日間の面接日が予定されている。8人の地域面接者が分担し1人当たり3~4回の面接を担当する。
 昨年から初めて実施された面接である。昨年の経験者5人から感想が述べられた。それぞれに面接者自身が多くのことを学べる機会だったという感想が相次いだ。