公益委員への意見書執筆 ― 2009年04月14日
労働委員会で担当している不当労働行為事件のひとつの最終陳述が終った。調査、審問が終了し公益委員会議での合議を経ていよいよ命令交付となる。労働者委員はこの合議に向けて意見を述べることができる。
労働者委員として担当事件結審後の意見陳述は、可能な限り意見書提出という形で行ないたいと思った。就任1年を経過しての自分なりの決意みたいなものだった。あっせん等を行なう労働争議の調整事件では労働者委員としての役割機能はそれなりに重大である。ところが担当事件の多数を占める不当労働行為事件は、法的な事実関係調査がメインであり公益委員中心の流れとなる。労働者委員、使用者委員の出番は限られている。とはいえ現に発生している不当労働行為の救済を求めている労働者・労働組合の申立ての審査・救済がテーマある。公益委員や使用者委員以上に労働者委員の関わり方が重要な意味を持つと思う。合議に向けた労働者委員としての自分なりの意向表明はけじめとしても欠かせないと考えた。
昨年7月に途中から引き継いだ事件の結審を迎え、労働者委員としての意見を述べる機会が初めて与えられた。就任間もない時期で経験、知識ともに不十分だとは思ったが、交付すべき命令内容について意見をしたためて公益委員に提出した。
1年間の経験を経て二度目の意見書提出である。今日の午前中いっぱいかかって双方の最終陳述書を読み返し、意見書執筆を終えた。
労働者委員として担当事件結審後の意見陳述は、可能な限り意見書提出という形で行ないたいと思った。就任1年を経過しての自分なりの決意みたいなものだった。あっせん等を行なう労働争議の調整事件では労働者委員としての役割機能はそれなりに重大である。ところが担当事件の多数を占める不当労働行為事件は、法的な事実関係調査がメインであり公益委員中心の流れとなる。労働者委員、使用者委員の出番は限られている。とはいえ現に発生している不当労働行為の救済を求めている労働者・労働組合の申立ての審査・救済がテーマある。公益委員や使用者委員以上に労働者委員の関わり方が重要な意味を持つと思う。合議に向けた労働者委員としての自分なりの意向表明はけじめとしても欠かせないと考えた。
昨年7月に途中から引き継いだ事件の結審を迎え、労働者委員としての意見を述べる機会が初めて与えられた。就任間もない時期で経験、知識ともに不十分だとは思ったが、交付すべき命令内容について意見をしたためて公益委員に提出した。
1年間の経験を経て二度目の意見書提出である。今日の午前中いっぱいかかって双方の最終陳述書を読み返し、意見書執筆を終えた。
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