発見!幼児だった子どもたちとのお話しテープ2014年02月04日

 先月、出演したさくらFMの収録放送を聴こうとしてハタと困った。いざ我が家でFM放送を聴こうと思っても、手軽にラジオが聴ける環境がない。幸いさくらFMのスタッフさんが放送収録CDを送って頂いたので後日聴くことができた。
 先日、三田の森脇さんを訪ねた際に、森脇さんを取材した番組が今晩、毎日放送で流されると聞いた。面白いテーマでもありぜひ聴きたいと思い、ラジオを聴ける環境づくりを思案した。
 家内に訊くと「確か長男の学生時代に買ってやったCDラジカセがあった筈」という。2階の空き部屋の片隅で埃を被っていたパナソニックのCDラジカセを引っ張り出した。20数年前の製品である。果たして無事に機能するかどうかはなはだ心もとない。
 でかくて重いCDラジカセをリビングに運び、おっかなびっくり電源を入れてみた。付属のリモコンにも電池を入れ替えた。ヨカッタ!無事電源が入りラジオの音声が流れた。さくらFMのCDも再生できた。後はカセットテープの再生である。録音済みのカセットテープを探した。あったあった!「長男2歳6か月のお話し」と「長女4歳のお話し」と記された2巻のテープを発見した。
 早速、二つのテープを聴いてみた。長男は私の日本昔話の読み聞かせを嬉しそうに回らぬ舌で復唱している。長女は私が訊ねる質問に愛らしくも奔放に答えている。今の子どもたちからは思いもよらぬ何とも可愛い舌足らずなおしゃべりである。台所仕事をしていた家内も一緒に聴いていた。
 お蔵入りしていたCDラジカセが再登板して、老夫婦に思わぬ癒しを運んでくれた。