市社協主催の広報担当者研修会2014年02月21日

 昨日、市社協主催の広報担当者研修会に参加した。所属の分区では6年間に渡って分区広報紙の編集を担当している。毎年開催されているこの研修会に今回初めて参加した。事前に担当している広報紙のサンプルの事務局への提出を求められていた。
 会場には24分区から30名余りの担当者が参加した。最初に講師である宍粟市社協の波多野コミュニティワーカーからのプレゼンがあった。宍粟市社協の広報紙の取組みが実際の紙面をもとに紹介され、紙面づくりのポイントが助言された。その後、事前に集められた各分区の広報紙の内、講師が選んだ優れた紙面6紙の事例がコメントされた。なんと私が編集している広報紙が2番目に取り上げられ、無邪気に喜んだ。
 プレゼンの後、6グループに分かれて分散会となった。5分区の代表者たちとそれぞれの広報紙の編集についての意見交換をした。この分散会を通じて多くの情報が得られた。例えば、各分区の広報紙発行部数は5000部とか8000部とか2300部の当分区に比べかなり多い。それだけに最終原稿を印刷業者に委ねることになり、費用も1回8万円前後を要している。発行頻度は年3回以内が多く、6回発行の当分区は活発な方である。紙面構成は編集者による取材記事中心の編集が多い。それだけに3回ほどの編集会議が多く、依頼原稿中心の当分区の1回だけの編集会議に比べ負担も大きい。ただ取材記事だけにトピックスも自由に取材できる強みがある。例えば民生委員の赤ちゃん訪問と連携した「こんにちは赤ちゃん」などの記事は参考になった。
 初めての広報担当者研修は、各分区の紙面事例の情報とともに今後の当分区の紙面構成や編集に大いに参考になった。