MRI脳検査2014年06月10日

 半月ほど前に、瞬間的にめまいに襲われ、その日の内に脳外科病院で受診した。CT検査の結果は問題なかったが、念のため脳のMRI検査をしておくことになり予約をした。http://ahidaka.asablo.jp/blog/2014/05/25/7320609 昨日がその予約の日で、一緒に予約した家内と二人で検査を受けた。
 夕方5時前に検査室に入り、検査台に横たわった。検査開始とともに轟音が耳を襲う。しかもその音も様々に変化する。ガーガーッ、ギーギーッ、ゴーゴーッとガ行変格活用に加えてドン、ドン、ドンという身体に響く振動音もある。あらかじめ担当技師から「20分ほどの検査です。大きな音が聞こえますが、気にせずに寝ていて下さい」と告げられていた。寝られるかッ!いつまで続くぬかるみぞ・・・という想いに駆られながらひたすら耐えるしかない。ようやく機械が停止し技師の入室する音が聞こえた。途方もなく長い20分だった。
 その後検査を受けた家内と一緒に、診察室前で診察を待った。6時過ぎに二人で担当医から検査結果を聞いた。それぞれ200枚ほどの画像が撮影され、担当医のデスク上のPCディスプレイに次々と写しだされる。異常の有無は素人目には全く分からない。固唾を呑んで医師の声を待った。「特に問題はありません。きれいなものです」。ヨカッタ~ッ。「アルツハイマーなんかの心配もないですか」と家内が厚かましく突っ込む。「脳の委縮といった兆候も見られません」とのこと。家内の同様の診察結果を聞いて診察室を出た。半月前の瞬間的なめまいという不安な信号のリスクはひとまず回避された。