問題行動の低年齢化2015年09月18日

 先日、地区の青愛協運営委員会があった。この会合では地域の児童が通う幼稚園、小学校、中学校、高校の先生方も参加され、時節の行事の様子や子供たちの様子が報告される。
 先日の報告で気になったのは小中学校での生徒たちの問題行動である。問題行動は中学校では減少化し小学校で増えているという低年齢化が顕著なようだ。春先の地元小学校の卒業式でも卒業生の荒れ気味の行動が話題になった。
 最近、朝日新聞デジタルニュースでも「小学生の暴力行為、1万1千件で過去最多」のニュースを読んだ。http://www.asahi.com/articles/ASH99560BH99UTIL02G.html?ref=nmail この記事でも高校生、中学生の暴力行為は前年度比で13・6%、11・3%とそれぞれ減少したが、小学生は5%増で、地区の傾向が全国的なものだったと知った。学識経験者の次のようなコメントがあった。「学力調査の結果を競うなど過度な競争や、貧困の拡大で家庭でかまってもらえず荒れるケースなど、社会的要因も考えられる」。同感である。