初めてのコープ移動店舗を訪ねた2017年06月10日

 所用で住宅街のコミュニティセンターに出かけた。事務処理を済ませて帰路についた時だ。最寄りの自治会駐車場にコープ移動店舗が停車し営業中だった。
 一度運行を中止したコープ移動店舗は昨年1月から住宅街で2カ所の営業を再開した。再開に当たっては福祉ネットも買物弱者対策の一環でアンケート調査等の協力を行った。事務局長の立場でコープ側の担当者との調整役も買って出た。ところが再会した移動店舗の実際の営業にこれまで立ち会う機会がなかった。
 早速、移動店舗に乗り込んで見学した。車内(店内?)には顔見知りの高齢女性がおひとり買物中だった。「よく利用してるんですか」と声を掛けると「私は毎回利用してます。店まで行かなくても済むので重宝している」とのこと。ドライバー兼店長(?)は60歳前後のオジサンだった。「売り上げのバラツキが大きいという情報を聞いたが」と水を向けると「最近は安定してきています」とのこと。こわもて風の風貌からは予想外の愛想の良い受け答えが返ってきた。
 超高齢社会の買物には従来どおりの商品供給では間に合わない。多様な買物機会の選択肢が欠かせない。移動店舗もその一つに違いない。まだまだ問題もあるだろうがぜひとも定着してほしい。

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