墓参と弟夫婦との会食2021年09月28日

 姫路名古山霊園にお彼岸の墓参に出かけた。先月にお盆の墓参を済ませたばかりで、草抜き等の墓掃除は殆んどない。お参りを済ませて車で15分ほど西に向かった。今回の墓参の後に加古川の弟宅で一緒に会食することになっていた。その会食用のお弁当を調達するため”手打ちうどん 錦 本店”に10時半頃に到着した。前日に持ち帰り用の錦巻寿司と穴子の箱寿司を各二人前予約していた。来店を告げると既にレジで注文品がビニール袋に入れて準備されていた。
 車を折り返して実家のあった隣町にあるお肉屋さんに立ち寄った。家内がご近所さんと弟宅のお土産用のコロッケをたっぷり買い込んだ後、加古川の弟宅に11時半頃に到着した。海鮮5種類を豪快に巻き上げた錦巻等の昼食が始まった。年一回9月のお彼岸の墓参の時に兄弟夫婦で会食をするのが恒例である。
 双子の弟がパーキンソン病を発症して久しい。症状は徐々に進行し、話す口調のたどたどしさや、時に手足の硬直や震えの症状もあるようだ。それでもここ数年、「自分史」執筆に旺盛な意欲を見せている。また週2回のデイサービスにもカラオケを楽しみながら積極的である。「デイサービスをどう前向きに受け止めるかが将来の過ごし方の分かれ目だ」という私への助言が身につまされる。近況報告、総裁選挙、コロナ禍等の話題の後、「人新生」や「利他主義」といった思想的なテーマも話題になった。お互いの価値観は今も共通するものが多い。
 1時間半ばかりのホットな話題で盛り上がった会食を終えて1時過ぎに帰路についた。