遂に我が家にもオレオレ詐欺電話が!2021年09月29日

 寝室で眠っていた。突然、階下の固定電話のコール音が耳に入って眠りを覚まされた。スマートウオッチは10時過ぎを示していた。家内が電話に出てしゃべっているようだが、起こしに来ないようなのでそのまま眠りに落ちた。翌朝、起きるなり家内が興奮冷めやらぬ様子で昨晩の電話の顛末を告げた。
 どうやらオレオレ詐欺の電話だったようだ。電話の主は息子の名前を告げて、携帯電話を落とした。緊急連絡があると困るので電話したとのこと。声が違うねという家内の疑問には、風邪ひいてるんやと応答。息子の嫁の携帯があるから大丈夫という家内の反応には、むにゃむにゃと言葉を濁して電話が切れたというのが顛末だったようだ。
 どうやら新米の気弱な”掛け子”だったようだ。疑問や反論を告げる相手の対応に早々に退散したのだろう。それにしても、なぜ息子の名前と我が家の電話番号を知っていたのだろうという疑問が残った。家内から「息子の中学の同級生の男の子の母親からも同じような電話があった」という情報を聞かされた。そこで少し推測ができた。情報源は恐らく中学校の同窓会名簿ではないか。親の年齢が、例えば後期高齢者以上と推定される年次の名簿で、ビジネス上の金銭にまつわるリスクの多い男子を中心にリストアップしているのだろう。
 そんな話題で久々に家内とのおしゃべりが盛り上がった。我が家にも遂にやってきたオレオレ詐欺電話の顛末である。