整骨院通い2008年07月19日

 リタイヤ生活で定番化したしたもののひとつに整骨院通いがある。昨年11月頃に左足膝裏に鈍痛を感じて職場近くの整形外科医院を訪ねた。「老化による変形性膝関節症でしょう」と診断された。理学療養室でホットパックとウォーターベッドの治療を受け、今後、1週間に1度くらいのペースで通うよう指示された。職場生活中は何かと忙しい。1、2度通院したものの痛みも治まったようなので辞めてしまっていた。
 リタイヤ後、しばらくして早朝ウォーキング途中で再び左足の膝裏の鈍痛が気になりだした。仏壇を前にした正座も思うにまかせない。晩年に膝の痛みに苦しんでいた亡母の姿が偲ばれた。意を決して自宅から徒歩10分ほどの整骨院を訪ねた。
 30代後半に見える理学療法士さんによるカウンセリングの後、理学療法治療が始まった。電気マッサージ、超音波、ウォーターベッドと機器による治療の後、理学療法士のマッサージがある。「膝裏だけの炎症が問題なのではなくそこを包む全体のバランスの歪みを糺していく必要があります」と言いながら、腰から両足、両膝の揉みほぐしやマッサージが施される。全体で60分程度のリハビリである。保険治療で1回500円の治療費を支払う。ワンコインマッサージのお手軽通院である。
 以降、毎週1回程度の通院を重ねている。正座も苦にならないようになった。徐々に頻度を下げていけばよいとの療法士さんの話もあり、現在は2週間に1度のペースに落としている。今日も二週間ぶりに通院した。ここもまた私の居場所のひとつになりつつある。