ライフワークの地域紹介サイト「にしのみや山口風土記」の新たなステージが固まった。山口の公民館講座で「山口風土記探訪講座」を開催することになった。
　きっかけは昨年９月の山口町の「地域フォーラム」だった。このフォーラムのプロデューサー役だった同僚民生委員の知人からの依頼で４人の報告者の一人として私もHP「にしのみや山口風土記」のプレゼンを行った。わずか２０分ほどの報告だったが反響は大きかったようだ。山口のことをもっとよく知りたいという参加者アンケートが寄せられていた。
　知人の勧め等もあって１１月に山口センターの公民館事務局を訪ね、講座開設の打診をした。「毎年１月に年間講座企画が公民館活動推進員会で決定される。講座開設の要望は推進員座長に伝える」とのことだった。その後、在住する住宅街の推進員の方とメールのやりとりをし、１月初めに公民館で推進員会に提案してもらう講座概要を打ち合わせた。そして昨日、推進員会で「山口風土記」の４月から７月までの４回にわたる講座開設が了承された旨のメールを受診した。
　HP「山口風土記」を３回の室内講座用にパワーポイントでプレゼン資料に編集しなおしている。４回目の講座は、屋外の山口中心部の旧街道の散策スポットを訪ねる企画である。
　講座案内が山口町の６千余りの全世帯に回覧される。旧来の地区と新興住宅街が拮抗する街である。ふるさと山口を共通項として「知って、歩いて、好きになる山口」をキャッチフレーズに講座を通じて新旧住民の交流が深められることが願いである。